平成30年3月
戸
田
市
「戸田市の財務に関する年次報告書」発行にあたって
戸田市は、埼玉県の南東部に位置し、荒川の自然に恵まれ、江戸時代には中山道の
「戸田の渡し」が設置され、交通の要衝として栄えてきたまちです。また、ボート競
技会場となる「戸田ボートコース」や年間
100
万人以上が訪れる「彩湖・道満グリー
ンパーク」などがあり、水と緑あふれるオアシスのようなまちであります。
平成28年10月に市制施行50周年を迎え、市の人口はこの50年間で2倍以上
に増加しています。また、平均年齢が
40.2
歳(平成29年1月1日現在)と22年連
続で県内一若く、さらに、
JR
埼京線、首都高速5号線、東京外郭環状道路などの交通
網を基盤として、印刷関連業や流通産業などを中心に産業も活発であり、
「人の利」と
「地の利」に恵まれた、将来にわたって持続可能なポテンシャルの高いまちです。
本市のこうした特性を踏まえ、子育て支援、教育のほか、様々な分野で戦略的に施
策を展開し、多様化する地域の課題に対応するとともに、積極的な行財政改革を推進
し、将来に過度の負担を残さない堅実な財政運営を維持してまいりました。
本報告書は、発生主義会計による財務書類を中心に、平成28年度決算を対象とし
た本市全体の財務状況をまとめたものです。本市では平成20年度決算より「基準モ
デル」の財務書類を作成、公表してまいりましたが、平成28年度決算より総務省か
ら示された「統一的な基準」に基づく財務書類を作成しました。これにより、資産等
のストック情報や、減価償却費等の見えにくいコストが明らかになるとともに、全国
一律の基準での財政状況の比較が可能になります。
今後とも、これらの財務書類を活用し、市財政の健全化を推進するとともに、市民
の皆さまへの説明責任を果たし、幸せを実感できる、魅力あるまちづくりを進めてま
いります。
平成30年3月
1.
戸田市の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.
平成28年度決算について(現金主義会計)
・・・・・・・・・・7
3.
平成28年度財政健全化判断比率について
・・・・・・・・・・15
4.
普通会計決算の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
5.
戸田市の財務書類(発生主義会計)
・・・・・・・・・・・・・43
連結範囲
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
平成28年度決算に基づく財務書類について
・・・・・・・・45
平成28年度決算財務書類(一般会計等)
・・・・・・・・・・47
平成28年度決算財務書類(全体)
・・・・・・・・・・・・・62
平成28年度決算財務書類(連結)
・・・・・・・・・・・・・67
注記
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
精算表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
財務書類の分析指標
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85
他市との比較
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87
6.
事業別・施設別行政コスト計算書
・・・・・・・・・・・・・・89
7.
財政用語解説
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103
埼玉県戸田市
1.戸田市の概要
市の木
市
章
市の花
モクセイ
サクラソウ
(1)地
勢
埼玉県の南端に位置し、都心から20km圏にある。川口市、蕨市、さいたま市の県南
各市と隣接し、荒川を隔てて東京都の板橋、北区に隣接している。平均海抜4
.
5mの平坦
地であり、気候は温暖である。市域は東西に広く、東に17号国道、西に同バイパスと首
都高速道路がそれぞれ南北に縦断し、北に外かく環状道路が東西に横断する。また、JR
埼京線が南北に縦断し、
市内の駅から東京の新都心、
新宿へはわずか20分の距離にあり、
(2)市のあゆみ
昭和41年10月
市制施行(県内で24番目)
昭和45年10月
新市庁舎落成
昭和46年10月
医療保健センター開設(現、市民医療センター)
昭和50年
5月
長野県富士見町に少年自然の家開設
昭和55年
9月
スポーツセンター開設
昭和56年
2月
文化会館開設
昭和58年11月
図書館・郷土博物館開設
昭和59年
8月
中国河南省開封市と友好都市提携
昭和60年
9月
JR埼京線開通(市内3駅開設)
平成
2年11月
新消防庁舎業務開始
平成
4年10月
オーストラリア・リバプール市と姉妹都市提携
平成
6年
4月
静岡県東伊豆町に戸田市保養所「白田の湯」開設
平成
7年
4月
介護老人保健施設「ろうけん」開設
平成
8年
1月
新曽第一土地区画整理事業開始
平成
9年
7月
特別養護老人ホーム「健康福祉の杜」開設
平成11年
6月
教育センター完成
平成13年10月
コミュニティバス「toco」本格運行スタート
平成15年11月
起業支援センター開設
平成18年
7月
ボランティア・市民活動支援センター開設
平成22年
6月
戸田公園駅前行政センター開設
平成23年
4月
戸田市第4次総合振興計画基本構想スタート
平成23年
4月
福祉保健センター開設
平成23年10月
学校給食センター開設
平成25年
1月
新曽南庁舎開設
平成26年
4月
市民医療センター改築オープン
平成27年
4月
こどもの国改築オープン
平成27年
9月
上戸田地域交流センター開設
平成28年10月
市制施行50周年
スポーツセンター
文化会館
(3)人口及び面積
平成29年3月31日現在
人口
137,788人
世帯
63,347世帯
面積
18.19㎢
(
平成28年3月31日現在
人口
135,776人
世帯
61,798世帯
)
(4)主な公共施設
新曽南庁舎、美笹支所、公立小学校(12)
、公立中学校(6)
、公立保育園(8)
、福祉
センター・公民館(3)
、文化会館、スポーツセンター、児童センター、図書館、博物館、
市民医療センター、心身障害者福祉センター、介護老人保健施設、白田保養所、少年自然
の家、教育センター、特別養護老人ホーム、戸田公園駅前行政センター、福祉保健センタ
ー、学校給食センター、新曽南多世代交流館、こどもの国、上戸田地域交流センター
こどもの国
上戸田地域交流センター
(5)財政状況
○普通会計(平成28年度決算概要)
・歳入決算
52,112,739
千円
・財政調整基金現在高
4,678,183
千円
・歳出決算
49,015,218
千円
・財政力指数
1.222
・普通建設事業費
4,774,561
千円
・経常収支比率
91.9
・標準財政規模
28,725,272
千円
・実質公債費比率
3.8
(6)産業・経済
この地は、江戸時代、土地が肥沃で江戸の穀倉といわれた。また、戸田の渡しを控え、
街道町としての形状が見られた。その後、東京に隣接し国道及びバイパスが市内を走るな
ど交通の要衝であるという立地条件などから倉庫等流通関連業務や印刷・出版・電気機械
などの工場が相次いで進出し、工場立地最適地の様相を呈してきた。しかし、昭和60年
にJR埼京線が開通後、利便性の向上から企業の情報管理機能もプラスされ、東京周辺都
市には珍しく昼夜間人口比率が均衡しており、平均年齢は
40.2
歳と県内で最も低く、子育
て世代の多いまちとなっている。
農
業
都市化の影響及び本市の地理的条件により、農地は住宅地、工場地、倉庫、駐車場等に
転用され、農家数は50戸となり、現在首都圏での農業の在り方を模索している。
工
業
東京に隣接する地理的条件もあり、産業の担い手となる約480社を超す企業が操業し、
約1万600人以上の従業員が働いている。
製造品出荷数は2,
173億円となっている。
商
業
商店数約1
,
130、従業員数約11
,
000人、総年間販売額は約4
,
319億円で、そ
のうち卸売業の占めるウエイトが約75%と極めて高いことが特徴である。
2.平成28年度決算(現金主義会計)について
(1)一般会計
(歳入)
歳入(収入済額)の決算は、
501
億
4,516
万円(前年度比
0.8
%減、額で
4
億
1,597
万
1
千円の減)で、収入率(収入済額÷予算額)は
99.5
%でした。
歳入のうち市税が
278
億
3,075
万
4
千円で歳入割合の
55.4
%を占めており、
平成27年
度の
278
億
3,573
万
2
千円に
497
万
8
千円の減額となっています。市税のうち、個人市民
税が
3
億
1,451
万
3
千円増加し、法人市民税が
4
億
3,633
万
5
千円減額しています。
また、市税以外の主な増減としては、地方消費税交付金が
1
億
5,037
万
3
千円の減、繰
入金が
9
億
4,277
万
6
千円の減、市債が
9
億
4,940
万円の減となっています。
戸田市の歳入は、市税等の自主財源の割合が高い健全な歳入状況を保ちながら、国・県
支出金の確保や財政の健全性に配慮し、適正な範囲で基金や市債の活用を行っています。
(歳出)
歳出(支出済額)の決算は、
475
億
9,088
万
5
千円(前年度比
1.6
%減、額で
7
億
6,535
万
4
千円の減)で、執行率(支出済額÷予算額)は
94.4
%でした。
なお、主な歳出の割合は、次のとおりです。
民生費(高齢者福祉、生活保護費、子育て支援等)
47.1%
総務費(庁舎管理、徴税費等)
10.4%
教育費(小・中学校維持管理等)
10.3%
土木費(道路・公園整備、緑化対策等)
10.2%
衛生費(ごみ・し尿処理、検診事業等)
7.1%
公債費(市債の元利償還金)
5.1%
消防費(消防車両の購入等)
2.9%
市税
55.5%
国庫支出金
17.4%
県支出金
5.2%
繰入金
1.0%
諸収入
3.7%
市債
3.7%
その他
13.6%
歳入決算(
H28
)
(2)特別会計
12会計ある特別会計の歳入総額は、
254
億
6,386
万
3
千円、
歳出総額では、
239
億
4,830
万
9
千円となっています。
一般会計と特別会計の歳出の決算額の総額は、
715
億
3,919
万
4
千円となりますが、一
般会計と特別会計相互の繰出金の総額が、
50
億
531
万
3
千円となります。したがって、こ
の分を控除した純計の歳出総額は、約
665
億円となります。
国民健康保険特別会計には、毎年、一般会計から多額の繰入が行われています。また、
介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計等、高齢化に伴い財政需要の増加する特別会
計もあり、一般会計と合わせ、これらの状況にどう対応していくか、大きな課題となって
います。
民生費
47.2%
総務費
10.5%
教育費
10.3%
土木費
10.2%
衛生費
7.1%
公債費
5.1%
消防費
2.9%
その他
6.7%
目的別歳出決算(
H28
)
民生費
総務費
教育費
土木費
衛生費
公債費
消防費
その他
58.1%
23.5%
4.3%
4.1%
3.5%
2.7% 2.6%
0.6%
0.5%
各特別会計の歳出決算割合
国民健康保険
介護保険
新曽第二
後期高齢者医療
新曽第一
市民医療センター
介護老人保健施設
中退共
(3)平成28年度に行われた主な事業
待機児童緊急対策事業
2億8,433万4千円
市では、平成
28
年
10
月に「待機児
童緊急対策アクションプラン」を策定し、
平成
31
年
4
月までに約
1,200
人分の
定員を拡大するなど、待機児童を解消する
ことを目標に掲げています。
このプランに基づき、平成
29
年
4
月
には約
240
人分の定員の拡大を実施しま
した。今後もさらなる定員拡大を図るとと
もに、不足している保育士の緊急確保も推
進していきます。
市制施行
50
周年記念事業実行委員会補助金
2,240万4千円
市 制 施 行 5 0 周 年 の 記 念 事 業 と し て 、 市
民・市内の団体・議会で組織された実行委員
会に補助を行い、平成28年10月1日に、
記念式典及び
「とだ50祭」
を開催しました。
整備済の歩行者自転車道路
歩行者自転車道路整備事業
5,003万円
歩行者・自転車・自動車の3者そ
れぞれの安全性と円滑性を高めるた
め、歩道、自転車レーンの整備を行
整備イメージ図
荒川水循環センター上部利用計画事業
8,600万5千円
「彩の国アーバンアクア広場計画」および「戸田市荒川処理センター上部
利用計画」に基づき、荒川水循環センター上部に公園を整備しています。平
成
28
年度は、公園管理棟の設計のほか、第
3
期整備工事として自然観察
林の整備、東屋・パーゴラ(日陰棚)などの設置を行いました。
平 成 3 0 年 7 月 に 全 面
オープンする予定です。
3.戸田市の平成28年度財政健全化判断比率について
(1)財政健全化法について
政府は自治体の財政破たん防止について抜本的な見直しを行い、平成19年6月、新たな財政再建制
度として「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」
(以下、財政健全化法)が成立しました。
この財政健全化法が旧法律と異なる点は、①一定の基準を設け早期に健全化に取り組むこととしたこ
と、②監査委員と議会にも責任を求めたこと、③財政指標の算定および公表について全団体を対象に法
定化したこと、④自主再建の選択が無いこと、などが挙げられ、破綻の状態になる前に健全化を促すこ
とで、破綻を未然に防ぐことを期待したものです。
本市は比較的健全な財政運営を保っていますが、戸田市土地開発公社に対する債務保証など、一部に
ついては課題もあります。今後、財政の健全化を図っていくためにも、これらの財政指標の活用が求め
られています。
財政健全化法では、
4つの健全化判断比率
「実質赤字比率」
「連結実質赤字比率」
「実質公債費比率」
「将
来負担比率」の算定が義務づけられています。算定された指標については、監査委員の監査を付し、議
会へ報告されるとともに、市民の皆さんへ公表されます。本市においては、平成28年度決算に基づく
健全化判断比率について、平成29年9月の定例市議会において報告されました。
また、
算定した結果、
その指標のうち1つでも一定基準以上に悪くなった場合には
「早期健全化段階」
、
またそれ以上に悪くなった場合には「財政再生段階」として位置づけられ、財政健全化計画や財政再生
計画の策定を行わなければなりません。さらに財政再生段階となった場合については、地方債の起債制
限や、国の関与が発生することとなります。
(法第1条
目的)この法律は、地方公共団体の財政の健全化に関する比率の公表の制度
を設け、
当該比率に応じて、
地方公共団体が財政の早期健全化及び財政の再生並びに公営企業
の経営の健全化を図るための計画を策定する制度を定めるとともに、
当該計画の実施の促進を
図るため行財政上の措置を講ずることにより、
地方公共団体の財政の健全化に資することを目
(2)4つの財政指標について
財政健全化法で算定を義務付けられた実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担
比率、これらの4つの指標をまとめて、
「健全化判断比率」と呼びます。
連結実質赤字比率と将来負担比率は、この法律によって新たに導入された財政指標です。特に、将来
負担比率については、一般会計等や公営事業会計をはじめ、一部事務組合や地方公社、第三セクターな
どの連結団体を含めた市全体を算定の範囲としており、初めてのストック指標となります。
それぞれの比率の表す意味については、以下のとおりです。
◆
実質赤字比率
福祉・教育・まちづくり等の施策を行う市の一般会計等の赤字の程度を指標化し、一般会計等の
財政運営の深刻度を示します。
自治体会計の現金主義においての「赤字」とは、企業会計のそれとは違い、当期に収入した現金
で、当期に支出する現金を調達できなかったことを表し、
「資金ショート」の状態を表すものです。
つまり、資金ショートの大きさを示す指標と言えます。
◆
連結実質赤字比率
実質赤字比率の算定範囲を、一般会計等から公営事業会計を含む市のすべての会計に広げ、市の
会計全体の赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すものです。
◆
実質公債費比率
借入金の返済額及びこれに準じる額の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものです。こ
の指標は、一般財源に対する公債費や公債費に準ずるものの割合ですので、この比率が高くなるほ
ど、事業費等に充当できる財源が少なくなり、財政運営が厳しくなるものと言えます。
◆
将来負担比率
市債の借入金残高や、将来負担する可能性のある負債の程度を指標化し、将来財政を圧迫する可
能性が高いかどうかを示します。
この指標は、今までの財政指標に無かったストック指標で、借入金の残高などの負債から基金な
どの貯金を相殺した、将来にわたる純負債が分かります。
(3)戸田市の財政指標の算定結果について
戸田市の財政指標について平成28年度決算にて算定を行った結果、下記のとおりとなりました。
平成28年度については、4指標ともに財政健全化基準を下回り、
「健全段階」であるとの結果となって
います。
戸田市の財政指標(平成28年度決算)
戸田市
早期健全化基準
財政再生基準
実質赤字比率
-
(黒字)
11.87
%
(財政規模による※
1
)
市町村20
%
連結実質赤字比率
-
(黒字)
16.87
%
(財政規模による※
2
)
市町村30%
実質公債費比率
3ヵ年平均
3.8%
25%
35%
将来負担比率
40.4%
市町村350%
該当無し
※
1
財政規模に応じて
11.25
~
15
%
の範囲で決定
※
2
財政規模に応じて
16.25
~
20
%
の範囲で決定
<<参考>>
戸田市の健全化判断比率等の推移
H24
H25
H26
H27
H28
実質赤字比率
-
(黒字)
-
(黒字)
-
(黒字)
-
(黒字)
-
(黒字)
連結実質赤字比率
-
(黒字)
-
(黒字)
-
(黒字)
-
(黒字)
-
(黒字)
実質公債費比率
(3ヵ年平均)
4
.
2%
3
.
8%
3
.
6%
3
.
7%
3
.
8%
(4)戸田市の財政指標の概要、検証
◆
実質赤字比率
一般会計等については、新曽第一土地区画整理事業特別会計など一部の特別会計において、一般
会計繰入金を除く純計決算値で実質収支が赤字となっている会計があるものの、一般会計等全体で
は実質収支が2,569,838千円と黒字となり、実質赤字比率は-8.94%となりました。
平成28年度決算においては、実質赤字比率の指標について「健全段階」であるといえます。
戸田市
早期健全化基準
財政再生基準
-
8.94
11.87
20 (%)
◆
連結実質赤字比率
上記の一般会計等に、
公営事業会計
(公営企業除く)
の実質収支と、
公営企業会計の資金不足額、
剰余額を連結させた赤字比率が連結実質赤字比率となりますが、一般会計等および公営事業会計の
実質収支は3,542,146千円の黒字、また、公営企業会計(水道、下水道事業)の資金不足
額・剰余額を合わせると、
5,137,435千円の黒字となり、連結実質赤字比率も-17.88%となりました。
平成28年度決算においては、連結実質赤字比率について「健全段階」であるといえます。
戸田市
早期健全化基準
財政再生基準
-
17.88
16.87
30 (%)
◆
実質公債費比率
実質公債費比率算定にかかる「一般会計等が負担する元利償還金および準元利償還
金」について、戸田市の場合は
a
.一般会計等が負担する元利償還金
b
.公営企業(水道事業、下水道事業、介護老人保健施設等事業)への繰出金のうち、公営企業債
の償還財源に充てたと認められる準元利償還金
c
.一部事務組合(蕨戸田衛生センター)への負担金のうち、組合が起こした地方債の償還に充て
たと認められる準元利償還金
d
.債務負担行為に基づく支出のうち公債費に準ずるもの(土地開発公社から用地の買戻し、特別
養護老人ホーム建設借入金利子補給金)
が算入対象となっています。
これらの「元利償還金および準元利償還金を基本とした額」を、
「標準財政規模
(注)
を基本とした額」で除した比率が実質公債費比率となりますが、平成26年度、27年
との結果となりました。
戸田市
早期健全化基準
財政再生基準
3.8
25 35 (%)
(注)標準財政規模・・・地方公共団体が通常水準の行政活動を行う上での一般財源の総量。
◆
将来負担比率
将来負担比率算定にかかる「一般会計等が将来負担すべき実質的な債務」について、戸田市の場
合は、
a
.一般会計等の地方債現在高
b
.地方財政法第5条の経費に係る、債務負担行為に基づく支出予定額
(戸田市土地開発公社債務保証残高)
c
.公営企業債の地方債償還に充てる、一般会計からの繰入見込額
d
.組合(蕨戸田衛生センター)の地方債償還に充てる、市からの負担金見込額
e
.一般会計等職員にかかる退職手当負担見込額(退職手当引当金)
f
.設立法人の負債額等負担見込額
(埼玉県信用保証協会の損失補償債務負担見込額等)
が算入対象となっています。
これらの「一般会計等が将来負担すべき実質的な債務」から「充当可能な特定の財源(基金等)
」
を控除し、
「標準財政規模を基本とした額」で除した比率が将来負担比率となります。平成28年度
決算の比率としては40.
4%となり、
早期健全化基準の350%を下回ったことから、
「健全段階」
であるとの結果となりました。
平成27年度の54.9%と比較すると、平成28年度は14.5ポイント減少しています。こ
れは、戸田市土地開発公社債務保証残高(上記
b
)や下水道事業の地方債償還に充てる一般会計から
の繰入見込額
(
上記
c)
が減少したこと、さらに「充当可能な特定の財源(基金等)
」や分母となる標
準財政規模が増加したことによるものです。
戸田市
早期健全化基準
(5)健全な財政運営に向けて
平成28年度決算において算出した財政指標については、
4指標のいずれも
「健全段階」
である、
との結果となりました。しかし、庁舎耐震化、上戸田福祉センター及びこどもの国の再整備といっ
た大型の施設整備に係る起債の元金償還が始まることから、今後は実質公債費比率の上昇が見込ま
れます。
また、
将来負担比率の算定には、
市だけでなく地方公社や第三セクターなどの将来負担も含まれ、
本市においては土地開発公社の債務保証(金融機関からの借入分)の解消が課題です。土地開発公
社の債務保証については、第3次土地開発公社経営健全化計画に基づき、平成29年度末で約26
億円にまで削減する見込みとなっています。
普通会計決算の状況
(1)財政指標の状況
財政指標とは、その地方公共団体の財政運営が健全かどうかを表す指数で、ここでは主要な財政指
標である、財政力指数・経常収支比率・実質収支比率等について説明します。
これらの数値は、普通会計(注1)に基づき積算されます。
財政力指数とは、財政基盤の強さを示す指標です。標準的な行政活動を行う財源をどのくらい自力で
調達できるかを示した指標で、財政力指数が大きいほど財政力が強いとみることができます。通常、過
去3ヵ年の平均をいいます。
また、原則として、単年度で「1」以上の市町村には、普通交付税は交付されません。本市の場合は、
昭和58年以降、市税の増加により普通交付税が不交付となっています。
財政力指数=(
N
-2年前の
基準財政収入額÷基準財政需要額
)+(
N
-1年前の
基準財政収入額÷基準財政需要)
+
(
N
年の
基準財政収入額÷基準財政需要額
)
×
1/3
財政力指数
1.0
1.1
1.2
1.3
1.4
1.5
1.6
1.7
1.8
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
指数
単年度財政力指数
財政力指数(3ヵ年)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
単年度財政力指数
1.509
1.464
1.513
1.305
1.238
1.181
1.172
1.214
1.208
1.243
財政力指数
(
3ヵ年
)
1.470
1.489
1.495
1.427
1.352
1.241
1.197
1.189
1.198
1.222
経常収支比率とは、財政構造の弾力性を判断するための比率で、人件費・扶助費・公債費等の経常経
費に、地方税・地方交付税・地方譲与税などの経常一般財源(注2)や減税補てん債(注3)及び臨時
財政対策債(注4)が、どの程度充当されているかを見る指標です。
この数値が、80%を超えると、財政構造の弾力性が失われつつあるとされています。
本市の平成28年度の経常収支比率は91
.
9%となり、平成22年度から80%を超えて推移してい
ましたが、平成28年度決算では90%を超える結果となりました。経常収支比率が増加傾向にある主
な要因としては、扶助費や公債費が増加したことが挙げられます。
経常収支比率
=
経常的経費に充当した一般財源等
÷
(経常一般財源等総額+減税補てん債及び臨時財政対策債)×100
経常収支比率
65.0
70.0
75.0
80.0
85.0
90.0
95.0
100.0
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
指数
経常収支比率(%)
19
20
21
22
23
24
25
26
2
7
28
経常収支比率(
%
)
81.7
72.8
78.0
81.5
81.8
84.5
84.5
88.0
87.8
91.9
実質収支とは、歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した決算額をいいます。実質
収支は、地方公共団体の財政運営の良否を判断する重要なポイントですが、地方公共団体は営利を目的
として存在するものではないので、実質収支において黒字の額が多いほど良いというものでもありませ
ん。
実質収支比率とは、標準財政規模(注5)に対する実質収支の割合です。
実質収支比率
=
(実質収支
÷
標準財政規模)
×100
実質収支比率
0.0
2.0
4.0
6.0
8.0
10.0
12.0
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
指数
実質収支比率
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
実質収支比率
6.3
4.8
6.9
3.7
7.2
10.2
7.5
6.5
8.7
8.9
※注1
普通会計
地方公共団体ごとに各会計の範囲が異なっているため、財政比較や統計的な掌握が困難なこと
から、統計上統一的に用いられる会計区分です。国民健康保険特別会計等を除き、一般会計や市
民医療センター特別会計等を合算します。これによって、地方公共団体の比較が容易にできるよ
うになります。
※注2
経常一般財源
毎年度連続して経常的に収入される財源のうち、その使途が特定されず自由に使うことができ
る収入をいいます。具体的には、法定普通税、地方譲与税、地方特例交付金、利子割交付金等で
す。
※注3
減税補てん債
地方税の特別減税、制度減税による地方公共団体の減収額を埋めるため、地方財政法第5条の
特例として認められている地方債をいいます。なお、地方財政法第5条は、地方債の発行を投資
的経費(その支出の効果が資本の形成に向けられ、施設等として将来に残るものに支出される経
費)に限定しています。
※注4
臨時財政対策債
地方一般財源の不足に対処するため、
地方財政法第5条の特例として、
投資的経費以外の
経費にも充てられる地方債をいいます。
※注5
標準財政規模
地方公共団体の一般財源の標準規模を示すもので、
特定財源を控除し、
地方税や普通交付
(2)歳入歳出の状況
①
主な特徴
歳入の推移を見ると、主な歳入である市税については、安定した固定資産税収入を背景に、人口
増加等の要因により、
平成23年度より増加傾向にありましたが、
平成28年度は法人市民税の減
収の影響により、市税全体で減収となっています。
(
「②市税の状況」を参照)
地方消費税交付金については、
平成26年4月1日より消費税率が8%に引上げられたこと等に
伴い、
平成27年度には約22億円に増加しましたが、
平成28年度は約1億5千万円の減額とな
りました。
諸収入については、
戸田競艇企業団からの収益事業収入が平成22年度に東日本大震災の影響を
受け大きく減少し、それ以降低い水準で推移しています。
(
「③収益事業の状況」を参照)
市債については実施事業により毎年度異なりますが、
平成28年度は、
主な事業として公共用地
先行取得事業や、新曽北小学校設備改修、美笹中学校設備改修等があり、全体で約23億4千万円
の借入れを実施しました。
0 10,000,000 20,000,000 30,000,000 40,000,000 50,000,000 60,000,000
決算額
(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
歳入状況
市税
地方譲与税
利子割交付金
配当割交付金
株式等譲渡所得割交付金
地方消税交付金
ゴルフ場利用税交付金
自動車取得税交付金
地方特例交付金
地方交付税
交通安全対策特別交付金
分担金及び負担金
使用料及び手数料
国庫支出金
県支出金
財産収入
寄附金
繰入金
繰越金
諸収入
市債
*普通会計決算による
(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
市税 26,606,878 27,941,802 26,352,637 25,910,379 26,379,660 26,608,994 26,993,521 27,489,760 27,835,732 27,830,754
地方譲与税
276,399
265,207
248,127
240,655
234,121
218,662
208,151
197,391
205,910
220,515
利子割交付金
84,969
83,648
68,004
60,873
48,231
43,317
39,796
35,620
31,394
20,461
配当割交付金
88,854
33,018
25,934
32,728
37,171
43,854
84,653
162,167
127,754
85,569
株式等譲渡所得割交付金
50,275
11,411
13,902
11,019
9,383
12,748
139,414
99,511
129,797
52,413
地方消費税交付金
1,204,519
1,149,265
1,226,249
1,224,144
1,197,859
1,200,211
1,189,983
1,403,776
2,225,256
2,074,883
ゴルフ場利用税交付金
7,356
7,500
7,943
7,193
6,948
7,085
7,149
6,895
6,980
7,035
自動車取得税交付金
204,376
184,246
107,744
92,894
53,772
95,085
82,506
38,508
62,212
64,580
地方特例交付金
166,724
342,743
315,643
237,513
309,402
147,447
153,711
147,655
149,062
158,043
地方交付税
57,660
46,023
46,569
38,723
103,082
86,436
45,101
45,258
35,583
24,446
交通安全対策特別交付金
27,131
23,628
23,137
21,578
22,240
23,265
21,888
18,901
20,032
19,026
分担金及び負担金
170,533
189,356
235,922
251,196
309,201
349,690
391,932
437,914
393,961
614,567
使用料及び手数料
1,080,482
1,057,960
1,037,042
1,066,714
1,086,754
1,115,533
1,100,335
1,105,285
1,167,775
1,016,652
国庫支出金
4,098,827
4,503,642
6,976,601
6,832,467
7,176,098
7,976,072
7,556,665
8,065,845
8,065,796
9,169,914
県支出金
1,445,932
1,445,649
1,452,981
1,787,708
1,969,048
2,176,565
2,261,742
2,418,824
2,489,106
2,598,284
財産収入
684,088
482,276
609,934
954,911
498,586
371,218
300,121
265,306
674,065
531,576
寄附金
25,985
1,703
1,139
3,168
1,614
1,779
1,808
2,299
52,720
216,127
繰入金
1,737,822
914,290
2,121,448
2,396,546
2,265,870
3,237,485
3,422,821
2,671,794
1,526,767
577,619
繰越金
2,640,151
1,979,366
1,462,958
2,131,967
1,447,173
2,025,787
3,046,082
2,720,794
2,251,666
2,612,394
諸収入
2,199,931
1,984,338
2,311,768
1,754,878
2,353,429
2,022,768
1,880,763
1,941,793
1,941,984
1,879,281
市債
444,200
540,900
3,183,000
1,864,500
1,008,600
3,227,800
2,989,800
5,165,400
3,465,100
2,338,600
②
市税の状況
市税については、収入額のうち固定資産税と市民税が多くを占めているのが特徴です。
人口増加に伴う市民税の増収や、景気の持ち直しによる法人市民税の増収等により、平成23年
度以降は増加傾向にありました。しかし、平成28年度は、法人市民税の減収により、市税全体の
収入額は平成22年度以来、6年ぶりに前年度比で減収となりました。
0
5,000,000
10,000,000
15,000,000
20,000,000
25,000,000
30,000,000
収入額(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
市税の状況
個人市民税
法人市民税
固定資産税
軽自動車税
市たばこ税
特別土地保有税
都市計画税
*普通会計決算による(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
個人市民税
8,739,309
8,910,069
8,863,110
8,365,853
8,363,339
8,724,721
8,871,486
9,138,136
9,428,110
9,742,624
法人市民税
2,717,043
3,858,406
2,202,039
2,028,859
2,275,113
2,586,160
2,787,731
2,861,263
2,822,782
2,386,447
固定資産税
12,508,374 12,543,463 12,674,249
12,849,129 12,926,059 12,534,035 12,452,181 12,607,996 12,689,762
12,806,298
軽自動車税
61,178
63,916
66,805
67,854
68,840
71,736
73,406
77,764
81,521
101,365
市たばこ税
886,927
853,400
813,614
857,116
978,600
963,524
1,075,530
1,044,052
1,036,302
1,003,683
特別土地保有税
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
都市計画税
1,694,047
1,712,548
1,732,820
1,741,568
1,767,709
1,728,818
1,733,187
1,760,549
1,777,255
1,790,338
③収益事業の状況
収益事業は、本来営利を目的としない団体が、その事業に要する経費の一部を賄うために行う、収
益を目的とする事業をいいます。
具体的には、競馬・競輪・競艇・オートレース及び宝くじの5事業をいい、収益事業は日本中央競
馬会の他は地方公共団体しか実施することができません。また地方公共団体にあっても、一定の条件
を備えた場合にのみ許可されます。
本市においては、
戸田競艇が該当しますが、
市の直営ではなく、
戸田競艇企業団が運営しています。
収益事業収入は減少傾向にありましたが、平成27年度以降は微増傾向にあります。
0
100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
700,000
800,000
900,000
1,000,000
決算額(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
収益事業収入
収益事業収入
*普通会計決算による(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
収益事業収入
1,000,000
750,000
1,000,000
350,000
850,000
600,000
500,000
305,000
350,000
400,000
④地方債の借入状況
市債は市民の皆さんが、長期間使用する公共施設を整備するため、国などから長期にわたり借り
入れる資金で、円滑な財政運営を行うために大切な制度です。これにより、世代間の財政負担の公
平化を図ったり、計画的な施設の整備を行ったりすることが可能となります。
平成28年度は、公共用地先行取得事業や、新曽北小学校設備改修、美笹中学校設備改修等があ
り、全体で約23億4千万円の借入れを実施しました。
0
1,000,000
2,000,000
3,000,000
4,000,000
5,000,000
6,000,000
借入額(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
市債
市債
*普通会計決算による(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
⑤自主財源の比率
自主財源は、地方公共団体が自主的に収入できる財源をいいます。具体的には、地方税、分担金
及び負担金、使用料及び手数料、財産収入、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入がこれに該当し、なか
でも、地方税の占める割合が自主財源の比率を大きく左右します。
平成28年度は67
.
7%となっています。
自主財源の比率
0
10,000,000
20,000,000
30,000,000
40,000,000
50,000,000
60,000,000
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
決算額(千円)
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0
90.0
比率
歳入合計
自主財源合計
自主財源比率(%)
(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27 28市税 26,606,878 27,941,802 26,352,637 25,910,379 26,379,660 26,608,994 26,993,521 27,489,760 27,835,732 27,830,754
分担金及び負担金 170,533 189,356 235,922 251,196 309,201 349,690 391,932 437,914 393,961 614,567
使用料及び手数料 1,080,482 1,057,960 1,037,042 1,066,714 1,086,754 1,115,533 1,100,335 1,105,285 1,167,775 1,016,652
財産収入 684,088 482,276 609,934 954,911 498,586 371,218 300,121 265,306 674,065 531,576
寄附金 25,985 1,703 1,139 3,168 1,614 1,779 1,808 2,299 52,720 216,127
繰入金 1,737,822 914,290 2,121,448 2,396,546 2,265,870 3,237,485 3,422,821 2,671,794 1,526,767 577,619
繰越金 2,640,151 1,979,366 1,462,958 2,131,967 1,447,173 2,025,787 3,046,082 2,720,794 2,251,666 2,612,394
諸収入 2,199,931 1,984,338 2,311,768 1,754,878 2,353,429 2,022,768 1,880,763 1,941,793 1,941,984 1,879,281
自主財源合計 35,145,870 34,551,091 34,132,848 34,469,759 34,342,287 35,733,254 37,137,383 36,634,945 35,844,670 35,278,970
歳入合計 43,303,092 43,187,971 47,828,682 46,921,754 46,518,788 50,991,801 51,917,942 54,440,696 52,858,652 52,112,739
①
歳出(目的別)の主な特徴
総務費については、公共施設等整備基金積立金の減により、平成28年度は、約7億7千万円の
減となりました。
民生費については、生活保護費医療扶助の増などにより、平成28年度は約3億7千万円の増加
となりました。近年の特徴としては、社会保障費の増加に伴い増加傾向にあります。
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
議会費
360,139
350,777
355,820
340,156
451,592
393,557
391,467
390,394
381,086
361,768
総務費
6,207,750
5,976,519
7,714,860
5,738,527
5,576,219
5,986,321
8,432,176
7,540,757
6,872,323
6,101,362
民生費
13,778,633 13,798,851 17,390,127 17,157,950
17,201,380 21,295,994 19,948,548 24,008,475 22,769,090 23,135,366
衛生費
2,972,172
3,007,142
3,033,564
3,123,116
3,201,268
3,375,859
4,544,551
3,496,122
3,692,723
3,490,751
労働費
435,893
411,310
367,846
417,818
311,728
398,742
306,498
284,554
209,748
240,395
農林水産業費
30,834
10,223
8,605
6,408
5,665
3,463
4,474
7,168
5,846
7,577
商工費
223,158
312,079
464,318
507,854
548,834
571,502
514,422
424,994
479,949
317,859
土木費
8,404,023
9,248,587
7,459,095
8,310,047
7,702,914
7,723,077
7,067,873
6,990,185
7,392,768
6,722,055
消防費
1,569,002
1,517,799
1,520,076
1,374,380
1,593,055
1,421,268
1,443,686
2,128,352
1,343,135
1,367,920
教育費
5,256,738
4,963,099
5,292,065
6,394,416
5,831,949
5,102,683
4,525,973
4,932,415
5,086,494
4,908,718
公債費
2,085,384
2,128,627
2,090,339
2,103,909
2,065,766
1,673,055
2,017,480
1,985,615
2,013,097
2,361,447
災害復旧費
0
0
0
0
2,631
198
0
0
0
0
合計
41,323,726 41,725,013 45,696,715 45,474,581
44,493,001 47,945,719 49,197,148 52,189,031 50,246,259 49,015,218
歳
出
*普通会計決算による
(単位:千円)
0
10,000,000
20,000,000
30,000,000
40,000,000
50,000,000
60,000,000
歳出額
( 千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年 度
歳出状況( 目的別)
②
歳出(性質別)の主な特徴
性質別の歳出については、扶助費の増加が特徴的です。歳出全体に対する割合は、平成19年度で
は15.9%でしたが、平成28年度では30
.
4%まで増加しています。
普通建設事業については、上戸田福祉センター再整備事業が終了したこと等により、前年度と比較
して約23億5千万円の減少となりました。
また、人件費については、平成25年度を底に、近年は横ばいで推移しています。
0 10,000,000 20,000,000 30,000,000 40,000,000 50,000,000 60,000,000
歳出額
(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
歳出状況(性質別)
*普通会計決算による(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
人件費
7,928,879
7,585,882
7,401,317
7,251,611
7,288,279
7,159,132
6,747,384
6,861,407
6,880,112
6,886,115
扶助費
6,581,350
6,859,225
7,387,334 10,139,190 11,256,403
11,562,682 11,997,949 13,013,393 13,476,322 14,894,738
公債費
2,085,345
2,128,607
2,090,339
2,103,909
2,065,766
1,673,055
2,017,480
1,985,615
2,013,097
2,361,447
普通建設事業費
6,066,436
7,585,264
9,924,515
8,803,949
6,685,184
9,119,805
8,737,029 11,040,210
7,130,547
4,774,561
災害復旧事業費
0
0
0
0
2,631
198
0
0
0
0
物件費
7,782,364
7,534,564
8,002,153
7,872,296
8,231,577
8,340,684
8,253,047
8,548,645
8,936,238
8,910,007
維持補修費
198,228
219,061
232,417
203,642
231,494
231,855
201,193
198,630
202,710
222,108
補助費等
2,657,129
2,780,798
5,129,183
3,066,742
2,753,936
3,532,804
3,857,470
4,809,762
4,568,655
4,357,555
積立金
3,415,744
3,236,989
1,494,561
1,996,059
1,567,403
1,151,050
2,576,573
1,751,002
2,727,101
2,257,910
投資及び出資金
0
6,900
0
0
0
0
0
0
0
0
貸付金
183,270
253,680
402,870
433,550
489,740
438,810
375,870
317,020
256,440
208,063
繰出金
4,424,981
3,534,043
3,632,026
3,603,633
3,920,588
4,735,644
4,433,153
3,663,347
4,055,037
4,142,714
③繰出金の状況
繰出金は、各会計間で支出される経費をいいます。国民健康保険事業については、後期高齢者医療
事業の創設もあり、平成20年度にいったん減少したものの、医療費の増加等の要因により増加傾向
にあり、この10年間で比較すると、約1
.
4倍に増加しています。
0
500,000
1,000,000
1,500,000
2,000,000
2,500,000
3,000,000
3,500,000
4,000,000
4,500,000
5,000,000
決算額
(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年度
繰出金の状況
下水道事業
国民健康保険事業
老人保健事業
介護保険事業
交通災害共済事業
後期高齢者医療事業
その他
*普通会計決算による
単位
(千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
国民健康保険事業
1,725,753
989,580 1,034,251 1,091,363 1,275,979 1,832,230 1,679,143 1,898,680 2,156,435 2,477,265
介護保険事業
450,575
504,036
530,307
560,314
652,759
592,122
646,044
686,286
882,785
867,810
後期高齢者医療事業
0
105,624
113,515
93,956
132,288
145,323
139,211
156,298
204,325
207,966
交通災害共済事業
3,500
3,500
3,000
3,000
2,500
2,000
2,000
0
0
0
老人保健事業
282,297
32,321
0
0
0
0
0
0
0
0
下水道事業
1,481,680 1,401,184 1,414,211 1,366,331 1,349,992 1,227,827 1,045,277
0
0
0
その他
481,176
497,798
536,742
488,669
507,070
936,142
921,478
922,083
811,492
589,673
④
扶助費の状況
扶助費とは、社会保障制度の一環として、児童、高齢者、障害者、生活困窮等に対して行う支援に
要する経費のことを言います。この扶助費は、義務的経費の一つで、人件費、公債費と同じく、その
支出が義務付けられ任意に削減できない経費です。
本市においては、社会福祉費・児童福祉費・生活保護費の増加が顕著に見られ、この10年間で比
較すると、社会福祉費が約2
.
9倍となったことをはじめ、児童福祉費が約2
.
7倍、生活保護費は、約
1
.
9倍、扶助費全体では約2
.
3倍の伸びとなっています。
0
2,000,000
4,000,000
6,000,000
8,000,000
10,000,000
12,000,000
14,000,000
16,000,000
決算額
(千円)
19
20
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22
23
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年度
扶助費の状況
社会福祉費
老人福祉費
児童福祉費
生活保護費
その他
*普通会計決算による(単位:千円)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
社会福祉費
867,509 1,003,560
1,147,042
1,342,758
1,537,289
1,823,386
1,936,119
2,245,310
2,277,897
2,558,513
老人福祉費
337,643
298,416
299,841
345,567
321,856
340,005
328,881
289,297
161,743
149,919
児童福祉費
2,752,857 2,843,055
2,999,113
4,890,555
5,287,218
5,275,254
5,611,784
6,265,843
6,525,872
7,327,799
生活保護費
2,540,178 2,620,921
2,822,861
3,449,120
3,990,441
4,003,864
3,984,131
4,075,760
4,369,815
4,718,864
その他